おひさしぶりです、どけんふです(^-^)
最近インヴァスト証券の、トライオートETFで自動売買の取引をはじめました
今回、ナスダックトリプルと金融株トリプルについて、ビルダーで作成した自動売買のロジックを稼働させましたので、記事にしていきます
- トライオートETFとは
- 作成した自動売買プログラムは『ナンピンココモ式風』
- ココモ式風に数量を買い増しする理由
- ナスダックトリプルと金融株トリプルで運用する理由
- 注文をしかける間隔を変化させるのはなぜか
- 自動売買プログラムをビルダーで作成する
- 自動売買プログラム稼働
トライオートETFとは
インヴァスト証券で提供されているトライオートETFは、国内外のETFをCFD(証拠金取引)の形式で取引できるサービスです
自動売買が可能で、いったん自動売買のプログラムを稼働すれば自動的に売買をくり返してくれます
インヴァスト証券ではすでに用意されてある自動売買のプログラムがあるので、それを選んで稼働するだけで自動売買での運用ができます
また、自分で自動売買のロジックを作成して運用する事も可能です
作成した自動売買プログラムは『ナンピンココモ式風』
売買プログラムの設計としては、広い範囲に注文を仕掛けて、さらに価格が安くなったら購入数量を増やすといった内容で作成しました
アイキャッチにもあるように、作成した自動売買を『ナンピンココモ式風』と勝手に名付けさせていただきました (;^_^A
発注のイメージとしては、以下のような感じになります
売り注文は無しで、買い注文のみの設定です
イメージでは発注間隔が等間隔になっていますが、実際の設定では価格によって利益幅を変化させているので、発注の間隔は等間隔にはなっていません(高値圏では広めに、安値圏では狭めに)
ナンピンについて
ナンピンというのは、買いでエントリーした後、価格が下落した場合に追加の買いを入れる手法のことです
メリットとしては、平均取得価格を下げるといった効果があります
デメリットとしては、相場が下落を続けたばあい、ナンピンを繰り返していくと含み損が大きくなっていきます
ココモ式について
ココモ式とはカジノ等で使われる手法で、負けるたびに投資する金額をフィボナッチ数列の順で増やしていく手法のことです
負けるたびに、金額を1.2.3.5.8というように増加させていきます
今回作成したプログラムはナンピンするたびに数量を増やすのではなく、価格帯で数量を増やすので、ココモ式風と名付けています^^;
ココモ式風に数量を買い増しする理由
下落するたびに数量を買い増しするのは、平均取得単価を下げる為です
数量を増加させずに買い増しをするより平均取得金額を下げる事ができます
これにより、相場が回復してきて上昇したときに、数量を増加させない場合より早く損益が改善します
数量の増加方法については、1.2.4.8.16と倍々で増加させる方法も検討しましたが、必要証拠金の額が大きくなるので、ココモ式風になるべく緩やかに増加させる手法をとりました
ナスダックトリプルと金融株トリプルで運用する理由
これは、変動がとても大きいというのが理由になります
上下に激しく変動するので、自動売買との相性が良いと考えました
この二つの銘柄は価格の変動も大きく、数か月で半値になってしまう事も珍しくありません
しかし、この価格変動にもメリットがあり、価格が安い時の注文では、必要証拠金が少なくなります
資金効率が良いと考え、この銘柄を選択しました
注文をしかける間隔を変化させるのはなぜか
注文をしかける間隔については、価格が高くになるにつれ間隔を広く、価格が安くなるにつれ間隔を狭くなるようにしました
この銘柄の特徴としては、設計が原資産の騰落率の3倍の値動きをするようになっています
例えばナスダック100が2%上がると、ナスダック100トリプルは6%上がります
このように率での値動きになるので、基準の価格によって値上がり幅が異なります
(100ドルでのプラス6%は6ドルですが、50ドルでのプラス6%は3ドルになります)
そのため、注文する間隔には変化をつける事にしました
自動売買プログラムをビルダーで作成する
ナンピンココモ式風の自動売買プログラムをビルダーにて作成します
マルチカスタムとシングルカスタムがあるのですが、注文間隔が価格によって異なるのでシングルカスタムで作成します
ナスダック100トリプルも金融株トリプルも注文間隔は同じです
100ドルのときに6ドルの利確幅を基準にしました
そして利確ごとに次の買い注文が入るように注文を敷き詰めることにしました
ナスダックトリプルは170ドルから36ドルまで
金融株トリプルは、47ドルから21ドルまで
金融株トリプルの注文範囲が狭いのは、注文できる価格に制限があった為です
注文可能な範囲で注文しました
今後価格が変動し注文可能なれば再度設定する予定です
ナスダックトリプルも55ドルより下はシングルカスタムで作成できなかったので、
3.5ドル幅で36ドルから57ドルまでマルチカスタムで作成しています
作成した自動売買プログラムのシュミレーション結果(ナスダック100トリプル)
自動売買プログラム稼働
2020年7月第4週、ナスダック100トリプルと金融株トリプルについて、ナンピンココモ式風での自動売買プログラムを稼働させました
ただ、ナスダック100トリプルについては、現在の価格が110ドル近辺になっています
下落することはないかもしれませんが、稼働してすぐに大きな含み損を抱えるのは避けたいと考えています
そのため、ナスダック100トリプルについては、100ドル以上の注文については稼働させずに価格が100ドル近辺まで下落してから稼働させようと考えています
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