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dokenfです
今回は積立投資について、積立中の投資商品の値動きがリターンにどう影響するのか、シミュレーションをして確かめてみることにしました
シミュレーションの結果を参考に、いつ積立を始めるのが良いか、どの投資商品をつみたてするのが良いかなど、今後の投資行動に役立てていければと思います
想定する値動きについて(上昇3パターン、下落2パターン)
今回シミュレーションした値動きのパターンは上昇3パターン、下落2パターンです
(期間は10か月として、毎月一定額(1,000円】を積立ていきます)
・上昇する相場の場合(10,000円から30,000円まで上昇)
1 期間を通して、一定額ずつ上昇する
2 期間の後半から急騰する
3 期間の前半に急騰してしまう
・下落する相場の場合(30,000円から10,000円まで下落)
4 期間の後半に暴落する
5 期間の前半に暴落してしまう
シミュレーションする値動きのパターンをグラフ化すると、以下のようになります
シミュレーションの結果
シミュレーションの結果は次のようになりました
上昇する相場の場合
下落する相場の場合
シミュレーションの結果からわかった事
上昇する場合、積立してから急騰した方が利益は大きい
という事がわかりました
上昇する相場の場合では、すべてプラスリターンになっています
最終的な利益率はこのようになりました
1一定額ずつ上昇: 68.39%
2後半から急騰 :147.70%
3前半から急騰 : 30.15%
上昇する相場3パターンを比較すると、期間の後半から急騰するパターンがいちばんリターンが大きい事がわかります
これは、後半から急騰するパターンは、前半の価格は安いままだったので、安い価格で長く積立できたためと考えられます
また上昇する3パターンのなかでは、前半から急騰するパターンは3番めで、いちばんリターンが小さいという結果になりました
前半に急騰してしまったので価格が高くなってしまい、高い価格で積立をすることになってしまいました
下落する場合、暴落してから積立した方が損失は小さい
とういう事がわかりました
続いて下落する相場2パターンを見てみましょう
最終的な利益率は、どちらもマイナス(損失)になっています
4 後半から暴落:-56.62%
5 前半から暴落:-17.43%
この下落するパターン同士を比較すると、前半に暴落してしまうパターンのほうが、損失が抑えられていることがわかります
すぐに安値になってしまったことで、安い価格で積立することができています
シミュレーション結果を、今後の積立投資に活用する
リターンを最大化する為には、シミュレーションの‘’2後半から急騰‘’のパターン‘になるように、‘’4後半から暴落‘’のパターンにならないように積立をしていく必要があります
どうすれば、そうなるか考えてみました
暴落してもつみたて投資を継続する
積立投資をしていき暴落してやめてしまった場合、シミュレーションの‘’4後半から暴落‘’のパターンになってしまいます
「2019年後半からインデックス投資を始めて、2020年3月のコロナショックで暴落した」というような場合がそうなります
そこで、期間の考え方を変えて暴落後も積立していくことにします
インデックス投資の場合は、長期的には上昇していくので積立を継続していけば、シミュレーションの‘’1一定額づつ上昇‘’のパターンに近づいていくはずです
暴落しても積立はやめないでおきましょう
バリュー投資も良いのでは
安い時に長く積立した方が良いという事から、バリュー(割安株)投資も良いのではないかと思いました
割安で人気のない銘柄であれば、安い価格で長く積立できます
またひとたび注目をあびれば、急騰して大きなリターンが期待できます
これはシミュレーションで、1番大きいリターンを得られた‘’2後半から急騰する‘’のパターンになります
では、人気のある銘柄を積立する場合はどうでしょうか
人気のある銘柄はすでに価格が高く、割高になっている可能性があります
すでに高い価格になっているので、高い価格で積立することになります
シミュレーションの‘’3前半から急騰‘’のパターンになってしまいます
また、積立していき人気がなくなり暴落すると‘’4後半から暴落‘’のパターンになってしまいます
このことからバリュー投資をするのが、良いのではないかと考えました
今回はこのようなシミュレーションを行い、積立投資のシミュレーションを行ってみました
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました